出荷時期:9月中旬〜12月下旬
水晶文旦もハウス文旦同様、ビニルハウス内を加温し栽培されています。
水晶文旦は、元々栽培されていたハウス文旦の収穫時期をさらに早めようと試みた結果できた品種だと言われています。
水晶文旦という名前のとおり、クリスタルな果肉を持ったこの水晶文旦は見るだけで幸せな気分にさせてくれます。
毎年高知県での文旦の収穫は、9月より水晶文旦からはじまり温室文旦そして露地物の土佐文旦へと連続してバトンタッチされて行きますが、他の文旦と水晶文旦との特徴の違いは、水晶文旦は露地物の土佐文旦よりも味は濃く糖度表の基準も高くなっているということと、温室文旦との違いは、果肉がやわらかめで果汁が多めだということです。
また、水晶文旦は皮の色に特徴があり、イエローと色付けをしていないグリーンがありますが、色から味の判別をすることはできず、かえって酸っぱそうなグリーンの果皮をした水晶文旦の方が、熟していそうなイエロー果皮の水晶文旦よりまれに高糖度の場合があります。
高糖度の水晶文旦を作りあげる技術を簡単に説明すると、フルーツトマトにおいてもそうですが、やはり木に極力水分を与えないということです。水はけの良い畑を持っておられる生産者の方はいいですが、そうでないお百姓さんは、木に水分を与えないようにするため土壌からあらゆる方法を駆使して改善されています。
水晶文旦の産地では、それぞれの家のお百姓さんが、それぞれに駆使された栽培方法により水晶文旦を生産されていますので生産者個人個人の家の味があります。もちろんですが、天候の加減もありますのでその年どしによりできふできも違ってきます。毎年美味しい水晶文旦を作り上げて来られている百姓さんは、プレッシャーもかなりあるということです。
ご存知でしょうか?1本の木の中でも、水晶文旦の実には違いがありますが、実の大きさによっても糖度は変化しているということを・・・。特に文旦の中でもハウスもの(水晶文旦)の糖度の差は大です。
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